【アロン基礎貫通スリーブZK】長期優良住宅の必須アイテム!将来のメンテナンス費用を劇的に削減する方法

継手類
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「マイホームを建てた後、配管の修理で基礎のコンクリートを壊すことになったらどうしよう…」
新築を計画する際、そんな将来の不安を感じたことはありませんか?

実は、建築時のちょっとした工夫で、その不安を解消し、将来のメンテナンスを格段に楽にする方法があります。それが「基礎貫通スリーブ」の設置です。特に、品質や耐久性が求められる「長期優良住宅」では、もはや必須のアイテムと言えるでしょう。

この記事では、なぜ基礎貫通スリーブが重要なのか、そして信頼性の高いアロン化成の「排水管貫通セット ZKシリーズ」を例に、そのメリットや正しい施工方法、注意点までを詳しく解説します。

アロン化成 排水管貫通セット ZK-45L/ZK-90L

そもそも基礎貫通スリーブとは?

基礎貫通スリーブとは、住宅の基礎工事の際に、コンクリートを打設する前にあらかじめ埋め込んでおく「さや管(鞘管)」のことです。このスリーブが作るトンネルの中に、後から給水管や排水管を通します。

従来の工法では、配管を直接コンクリートに埋め込む「埋め殺し」が一般的でした。しかし、この方法では配管が劣化したり、詰まったりした際に、修理や交換のために基礎コンクリートを破壊する必要があり、大掛かりな工事と高額な費用が発生するリスクがありました。

基礎貫通スリーブの有無によるメンテナンスの違い

出典: アロン化成株式会社 | スリーブがあればコンクリートを壊さずに配管の抜き差しが可能です。

基礎貫通スリーブ工法なら、構造躯体である基礎を傷つけることなく、配管の点検・清掃・補修が容易になります。これにより、住宅の寿命を延ばし、長期的な維持管理コストを大幅に抑えることができるのです。

なぜアロンの排水管貫通セット「ZKシリーズ」が選ばれるのか?

数ある基礎貫通スリーブの中でも、アロン化成の「ZKシリーズ」は多くの住宅で採用されています。その理由は、優れた品質と、現代の住宅に求められる各種基準への適合性にあります。

各種の住宅品質基準に適合!

アロンのZKシリーズを使用することで、以下の重要な制度の基準を満たすことができます。これは、住宅の資産価値を高める上でも大きなメリットです。

  • 住宅品質確保促進法(品確法):「維持管理対策等級2および3」に対応。配管がコンクリートに埋め込まれていないことが評価されます。
  • 長期優良住宅サポート:「維持管理・更新の容易性」の項目に適合。
  • 【フラット35】S:優良住宅取得支援制度の技術基準「耐久性・可変性」に適合。

出典:アロン化成株式会社 排水管貫通セットZK45L/90Lカタログ

柔軟な施工を可能にする製品設計

ZKシリーズは、現場での施工しやすさも考慮されています。

  • 長さ調節が可能:基礎の形状に合わせてスリーブの長さを調節できます。
  • VU継手が直接取り付け可能:配管接続がスムーズに行えます。
  • 豊富なラインナップ:45°曲りと90°曲りがあり、様々な配管ルートに対応します。
ZK-45L 45°曲り
ZK-45L (45°曲り)
ZK-90L 90°曲り
ZK-90L (90°曲り)

基礎貫通スリーブの正しい施工方法(ZK-90Lの場合)

ここでは、アロンのZK-90Lを例に、基本的な施工手順を見てみましょう。適切な施工が、製品の性能を最大限に引き出します。
(出典: 排水管貫通セット 施工手順)

  1. スリーブ曲管の設置
    配筋作業後、設計図通りの位置にスリーブ曲管をセットします。この際、鉄筋に結束線などでしっかりと固定します。スリーブ曲管の設置
  2. コンクリート打設
    スリーブを固定した状態で、コンクリートを流し込みます。スリーブが動いたり、潰れたりしないよう注意が必要です。コンクリート打設
  3. シールリングの取付
    コンクリート硬化後、内管を挿入する前に、水の侵入などを防ぐためのシールリングを取り付けます。シールリングの取付
  4. 内管の挿入と完了
    屋内側から内管(実際の排水管)をスリーブに挿入し、固定ナットで締め付けます。これで貫通部の施工は完了し、屋内外の配管工事に進みます。内管の挿入

施工で失敗しないための重要注意点

基礎貫通スリーブは非常に便利な部材ですが、施工方法を誤ると建物の強度に影響を与えかねません。施主として知っておきたい重要なポイントをまとめました。

1. 鉄筋との「かぶり厚」を確保する

「かぶり厚」とは、鉄筋の表面からコンクリート表面までの最短距離のことです。この厚さが不足すると、鉄筋が錆びやすくなり、基礎の耐久性が低下します。スリーブを設置する際は、鉄筋とスリーブが接触せず、規定のかぶり厚が確保されているかを確認することが極めて重要です。

2. 穴の周りの「補強筋」を必ず施工する

スリーブを設置した部分は、コンクリートがない「穴」の状態になるため、構造上の弱点になり得ます。そのため、スリーブの周囲には補強筋を適切に配置し、基礎の強度を補う必要があります。特に60mm以上の径のスリーブでは補強が必須とされることが多く、設計図通りに施工されているか注意が必要です。

3. スリーブ同士の間隔を空ける

複数の配管を隣接させる場合、スリーブ同士の間隔が近すぎると基礎の強度が大きく損なわれます。原則として、スリーブの直径の平均値の3倍以上の間隔を空ける必要があります。

4. アロンZKシリーズのその他の注意点

メーカーのカタログにも、以下の注意点が記載されています。

  • コンクリート打設時に、スリーブ曲管がつぶれないように注意する。
  • スリーブ曲管内にゴミを入れない。(内管がスムーズに挿入できなくなるため)
  • スリーブ曲管の下流側(屋外側)は延長しない。

アロン 排水管貫通セット、給水管貫通セット  ZKシリーズ 製品情報

ご自宅の設計に合わせて、適切な製品を選びましょう。ここでは代表的な製品をご紹介します。

ZK-45L(45°曲り)

*排水管貫通セット

※給水管貫通スリーブは下記になります

ZK-90L(90°曲り)

*排水管貫通セット

※給水管貫通セット

まとめ

今回は、住宅の将来を見据えた重要な設備「基礎貫通スリーブ」について解説しました。

建ってしまえば見えなくなる部分ですが、この一手間が、将来のメンテナンス性や住宅の資産価値を大きく左右します。特に、アロン化成の「排水管貫通セット ZKシリーズ」のような信頼性の高い製品を選び、正しい知識を持って施工を管理することが、安心で快適な暮らしへの第一歩です。

これから家づくりを始める方は、ぜひ設計士や工務店に「基礎貫通スリーブを使いたい」と相談してみてください。あなたの家を、より長く、より安心して住み継ぐための賢い選択となるはずです。

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