塩ビ管(VP管・VU管など)の加工は、配管工事において欠かせない作業のひとつ。
切断がうまくいかないと接続部に隙間ができたり、仕上がりが汚くなったりしてしまいます。
この記事では、塩ビ管用の道具を4つ厳選してご紹介します。
DIYでも業務でも「きれい・安全・早い」を実現したい方は、ぜひ参考にしてください!
1. パイプカッター【軽作業向け|正確でキレイな切断】
最も手軽で、現場でもよく使われる道具が「パイプカッター」です。
ハンドルを回しながら徐々に刃を押し当てる仕組みで、断面がきれいに仕上がるのが特長。
個人的には塩ビ管以外にも銅管、ポリブデン管も切れるマルチパイプカッターもおすすめ
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おすすめポイント
- 小径の塩ビ管に最適(13~50A程度)
- 刃を交換すれば長く使える
- 作業音が静かで安全
実際に使った感想
軽量で扱いやすく、屋内や住宅工事など音を出せない現場にも◎。
ただし肉厚の管や大口径管には不向きです。
2. 塩ビ用ノコギリ【コスパ重視|万能タイプ】
ホームセンターなどでも手に入る「塩ビ用ノコギリ」は、価格が安く、幅広いサイズに対応可能です。
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おすすめポイント
- どんなサイズでも切断できる
- 替え刃も安価で手に入りやすい
- 持ち運びがラク
実際に使った感想
初心者でも扱いやすく、予算を抑えたいときに重宝。
ただし手作業なので疲れやすく、断面は多少粗くなる傾向があります。
3. 電動マルノコ【スピード重視|大量加工に】
大量の塩ビ管を切る現場では、電動マルノコが圧倒的に効率的です。
専用の樹脂・塩ビ対応刃を使えば、バリも少なく切断可能。
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おすすめポイント
- 作業時間が大幅に短縮できる
- 厚肉管や長尺の加工に強い
- アタッチメントで角度切断も可能
実際に使った感想
スピード重視の現場では欠かせません。
ただし保護メガネや手袋などの安全対策は必須です。
4. 面取り器【仕上げ重視|接着の精度アップ】
切断後の断面処理には「面取り器」があると便利。
管の内側・外側のバリを取り除くことで、接着剤の密着性が格段に向上します。
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おすすめポイント
- 接着不良を防ぐ
- 切断面が滑らかで安全
- 手軽に仕上げができる
実際に使った感想
特にVP管など硬めの塩ビ管では、面取りがあるかないかで仕上がりに差が出ます。
1000円台で買えるのでコスパも良好。
道具選びのコツと注意点
作業量 | おすすめ道具 |
---|---|
少量・軽作業 | パイプカッター or ノコギリ |
大量・高効率 | 電動マルノコ |
精度重視 | 面取り器を併用 |
- 切断面の処理(バリ取り)を怠ると、接着不良や水漏れの原因になります。
- 電動工具は十分な安全対策をしたうえで使用しましょう。
まとめ|作業に合った道具選びが成功のカギ!
塩ビ管の切断・加工では、「用途・頻度・仕上がり」に合わせた道具選びがとても重要です。
- パイプカッター → 軽作業にぴったり
- 塩ビ用ノコギリ → 汎用性&コスパ
- 電動マルノコ → 大量加工&スピード重視
- 面取り器 → 接着の精度アップ
これらの道具をうまく使い分けることで、作業効率も仕上がりもワンランクアップします!
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